POT Basic 1-3

 
 

POT Basicは、救急救命士国家資格を取得してから5年以内の救急救命士を対象としたトレーニングです。


POT Basicは、①基本的な疾病(内因性)・非心肺停止傷病者の病態を理解すること、②内因性ロード&ゴーの適用を判断すること、③緊急度・重症度分類を適切に行うこと、④処置拡大行為(輸液プロトコールおよびブドウ糖投与プロトコール)の適用を判断できること、の4項目を目的にしています。講習の基本的な形態はシミュレーショントレーニングですが、病態理解のために必要な解説やディスカッションも必要に応じて行われます。


POT Basicには1(循環)、2(呼吸疾患)、3(意識障害)の3種類があります。POT Basicでは特殊な病態や複雑な疾患は扱いません。そのため、およそ40症例あるPOTのシナリオから、基本的な疾患を中心に、それぞれ3〜4症例を選択してトレーニングを行います。全症例を対象に行われる南先生のファシリテータコースとは異なり、BOT Basicでは扱われない症例やシナリオもあります。


POT Basicは、臨床救急医学会が定めたPEMEC、PCEC/ PSLSなどの標準アルゴリズムに準拠しており、トレーニングを通じてこれら標準プロトコールが習得できるよう工夫されています。また、「重症度・緊急度判断基準」および搬送実施基準との整合性が図られており、処置拡大行為(輸液プロトコールおよびブドウ糖投与プロトコール)の適用が同時に判断できるよう工夫されています。加えて、POT Basicは、救急現場で実際に病院前救急活動を行う救急救命士の生涯学習の一環としての機能も果たします。


POT Basicは、日本臨床救急医学会学術集会や全国救急隊員シンポジウムなどにおける定期開催のほか、各地域の消防本部での出張開催も行っています。トレーニング形態は、各消防本部のご要望にできるだけ沿えるようアレンジが可能です。詳細は、一般財団法人救急振興財団 救急救命東京研修所へお問い合わせください。

POT (Paramedic Orbital Training) Basic